四つ葉のクローバーを見ると思い出す

私は子供の頃から四つ葉のクローバーを見つけるのが得意です。

クローバーが生い茂っているような場所があると、自然と四つ葉を探してしまいます。

妹がオーストラリアで結婚式を挙げた時は、教会の庭で摘んだ四つ葉のクローバーを押し花にして、

教会の写真と一緒に額に入れてプレゼントしました。

四つ葉を見ると思い出す方がいるのですが、もうずいぶん前に交際していた方が、とある研究者の方でした。

その方とデートをした時に、ふと一面にクローバーが生茂る場所を見つけ思わず四つ葉を探し始めると、

「あのね、植物学的に四つ葉はクローバーの奇形だからめったに見つからないんだよ。」

と忠告されました。

小さな頃から必ず四つ葉を見つけていた私は一瞬キョトンとしましたが、そんな私の目の前にちょこんと可愛らしく立っている

四つ葉を見つけ、そっと摘み取って笑顔で彼に差し出しました。

彼は信じられないという顔で四つ葉を眺め、

「生まれて初めて見た」

と喜びました。

彼のお母様が闘病中でしたので

「これをお母さんにプレゼントしてあげて。見つかるはずのない四葉だって、こうして見つけることができたんだからきっと大丈夫。これはお守り。」

そういうと、彼は涙を浮かべて喜びました。

その時の彼とはその後お別れしてしまいましたが、今もクローバーを見ると時々あの驚いた彼の顔を思い出します。

最近では、幼い娘が四つ葉を摘んで帰ってくるようになりました。

四つ葉を見つける能力は私譲りのようです。

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